2月10日(日),「親子シイタケ種駒打ち体験」を開催し,6家族19人の方が参加されました。
シイタケの種駒打ちは,日常ではなかなかできない体験ですが,スタッフの説明を聞きながら,1mほどの長さのクヌギ原木に,電気ドリルで穴を開け,そこに種駒を打ち込む作業を親子で楽しまれました。
その後は,このイベントを待っていたかのように当園の原木シイタケが生えてきましたので,急遽,収穫も体験していただきました。
参加されたご家族は,それぞれ自分達で種駒を打ち込んだホダ木を持ち帰れましたので,二夏を過ぎた頃の収穫を夢見ながら,食卓に並ぶ新鮮な原木シイタケの料理を美味しく食べられたことでしょう。
クヌギ原木に印を付けています。 | ドリルで穴を開ける作業をしています。。 |
親子で種駒の打ち込みをしています。 | 原木しいたけの収穫中です。 |
1月6日(日)快晴に恵まれた中,「春の七草摘み体験と薬草園散策」を開催し,
12人の方が参加されました。
七草摘みを初めて体験される方がほとんどでしたが,当園の薬草園で栽培(一部は自生)しているセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロを,スタッフの説明を聞きながら,七草摘みを楽しまれました。
七草摘みの後は,薩摩藩が江戸時代に栽培していたと言われる薬草がある歴史見本園を中心に,スタッフの解説を聞きながら,薬草園散策を楽しんでいただきました。
翌7日の七草には,皆さん「七草がゆ」にして,新しい年の無病息災を願われたことでしょう。
初めての七草摘み体験です。 | 園内に自生しているセリです! |
スタッフの説明を聞きながら・・・ | 薬草園を散策です! |
12月16日(日),「親子で松ぼっくりツリー・ミニ門松作りと餅つき体験」を開催し,8家族,29人の方が参加されました。
ミニ門松は,土台に空き缶を利用し,切り口が笑顔に見えるよう節を挟み斜めに切った竹や,クマザサ,ユズリハ,センリョウなどを飾り付けます。日頃使い慣れない道具に苦労しながらも,高さ約60pの立派な門松がそれぞれの家庭に出来上がりました。
午後からは,餅つき体験と松ぼっくりツリー作りです。今ではなかなか見られなくなった臼ときねを使い,親子でペッタン,ペッタン。皆さんで,つきたてのおいしいお餅をほおばった後は,松ぼっくりツリー作りを楽しみました。
松ぼっくりに,色とりどりのビーズなどを飾り付け,オリジナルな可愛いツリーが完成しました。一日で,クリスマスとお正月が一気に訪れた楽しい一日でした。
親子で頑張ってます | 門松が完成しました |
美味しそうなお餅になりそう〜! | ツリー作りに奮闘中 |
平成30年度第4回目のみどりの教室を12月8日(土)に開催しました。前半の座学では剪定の基本を学び、後半の実技では緑化センター内の日本庭園の庭木の整枝剪定【冬期剪定】を行いました。剪定の終了後は室内に戻り、使用した道具の手入れの方法や研ぎ方を学び、最後に写真撮影をして終了となりました。当日は、南九州ケーブルテレビネットがテレビの撮影に来ており、インタビューを受けた人もいたようです。来年度も、整枝選定【冬期選定】と整姿選定【夏期選定】のみどり教室を開催します。たくさんの参加お待ちしております。
剪定の基礎を学びました。 | |
実際に庭木の剪定を行いました。 | |
きれいになりました。 | 記念撮影 |
12月9日(日),龍桜高校の原田美保先生を講師にお迎えし,「県民の森の花木を使ったクリスマス・お正月飾り教室」を開催し,10人の方が参加されました。
クリスマス向けの飾りは,オオゴンヒバの枝を生け花用のワイヤーでコルクボードに固定し,その上に,県民の森にあるサンキライの赤い実やヒイラギ,松ぼっくりといった自然の素材のほか,ポインセチアの造花などを飾りつけて完成です。
また,お正月飾りは,稲わらを3p程度の円筒形に束ね,その上にツルウメモドキや稲穂のほか,だるま,扇子などお正月をイメージさせる飾りをつけ,最後に,金・銀の水引を結んで完成です。
参加者は,色とりどりの素材をいかにバランスよく配置するか,楽しみながら飾りつけ,最後は素敵なオリジナルのクリスマス・お正月飾りが完成しました。
皆さんのお家に,一足早くクリスマスやお正月が訪れたようです。
コルクボードにクリスマスの飾り付けです | 皆さん,作品の完成にいい笑顔です |
「12月23日から、県民の森のある北山地区で「師走の祭典IN北山!」が実施されます。23日の物販には,県民の森も参加します。皆さんのご来場をお待ちしています。」
詳しくはこちらをクリックして下さい。
http://www.iimo.jp/shop/1665/files/2018siwasu.pdf
12月1日(土)に「ツルウメモドキのリース作りと薬草園散策」を開催し,8人の方が参加されました。
講師の栗下光代さんと山下幸子さんに,事前に準備していただいたカズラで作ったリースに,ツルウメモドキを巻き付け,県民の森で採集したヒイラギやピラカンサの赤い実,クジャクヒバ・スギの葉など飾り付け,最後に,リボンなどをあしらったクリスマス向けの可愛いオリジナルリースができあがりました。
リース作りの後は,薩摩藩が江戸時代に栽培していたと言われる薬草が植栽されている歴史見本園を中心に,スタッフの解説を聞きながら薬草園散策を楽しみました。
和気あいあいと楽しそう! | どんな感じにしようかな? |
リースが出来ました。 | 薬草の説明を聞きながら・・・ |
11月18日(日)に「秋のきのこ観察会」を開催し,8人の方に参加いただきました。
県民の森の丹生附(にっけ)地区の散策路を歩きながら,樹林地に生えているきのこを採取し,午後からは名付けと食べられるかどうかといったことなどを講師の先生から解説いただきました。
採取したきのこは25種類にもおよび,中には,ニクウチワタケや冬虫夏草のハナサナギタケといった珍しいきのこが4種類も見つかりましたが,残念ながら食べられるきのこはシイタケやキクラゲなど5種類でした。
日頃からきのこに興味を持っておられる参加者の皆さんにとって,深まる秋を感じながら,県民の森の豊かな自然にふれ親しめた貴重な観察会となったようです。
樹林地に生えているきのこをさがして! | 採取したきのこの名付けです。 |
冬虫夏草のハナサナギタケです。 | ツチグリです。 |
11月10日(土),「草木で染めるオリジナルエコバッグ作りに挑戦」を開催し,11人の方に参加いただきました。
県民の森内で事前に採取したアカメガシワの葉,クチナシの実,サザンカの花びらを染料にして,まずは,染色後の柄を想像しながら,エコバッグとランチョンマットを輪ゴムで縛り,その後,3つの植物それぞれから煮出した染液と媒染液に1時間ほどかけて交互に浸す染色作業を楽しみました。
最後に,輪ゴムをほどいた後,水で洗って完成です。3種類の染液のうち,どれを使うかは参加者の好みで選んでいただきましたが,同じ染液を使ったものでも微妙に異なる色合いや,いろいろな柄模様に染まったオリジナルな草木染作品の出来栄えに,皆さん感激されていました。
ちなみに,アカメガシワは渋いグレーに,クチナシはイエローに,サザンカはピンクに染まります。
サザンカの染料を作ります。 | 染液に布をつけます。 |
水洗いをします。 | 干して乾かします。 |
10月28日(日)に,「秋の『長尾山』登山を楽しみましょう」を開催しました。秋晴れの絶好の登山日和に恵まれた中,長尾山登山道南口から登山を開始。
登山道沿いでは,真っ赤に色づいた「ミヤマキシミ」や,きのこの一種「ヤマブシタケ」などが見られ深まる秋を体感しつつ,山頂では,桜島や霧島連山までの眺望に登山の疲れも吹き飛んだようです。
急登の先にある第二のピーク「本仏石」での昼食でおなかを満たした後,再び長尾山登山道南口に戻る起伏に富んだ約4時間のコースでしたが,皆さん秋の登山を満喫された様子でした。
山頂までもう少し! | ヤマブシタケです。 |