11月12日(土)に,県民の森に生育している花木を使った「県民の森の花木を自由に活けて遊びましょう!!」を行いました。講師は,姶良市在住で専心池坊教授の大重とし子先生で,14名が参加しました。花材には,今が見ごろのニシキギ・ハクサンボク・アケボノソウなど多くの植物を使い,先生の熱心な指導の下,花材を自由に選び,それぞれに個性を生かして思い思いに作品つくりを楽しんでいました。
花材を選びます。 |
思い思いに自由に活けていきます。 |
作品の出来上がり |
作品の前で記念撮影 |
10月30日(日)に,『秋の「長尾山」登山を楽しみましょう!!』を実施しました。男性4名,女性10名の計14名が参加しました。
当日は天候に恵まれ,絶好の登山日和となりました。午前10時半に登山口(南口)を出発し,長尾山展望台を通って,本仏石までを往復するコースを踏破し午後2時半には全員帰ってきました。天気が良かったので,展望台からの眺望は素晴らしく,皆さん,写真を撮りながら目の前の風景を楽しんでいました。また,コースの途中では,ロープが設置してあるなど険しいところもありましたが,最後は笑顔や充実した表情になっていました。
展望台を目指して登っていきます。 |
展望台までもう少し |
長尾山展望台からの眺めは最高でした。 |
一緒に踏破し笑顔の皆さんでした。 |
11月4日(金)に「ツルウメモドキのリース作りと薬草園散策」を行いました。
リース作りの講師は,姶良市在住の栗下光代さん,内田順子さん,志戸岡良子さんで,9名が参加しました。ツルやカズラにツルウメモドキを巻き付け,ナンテン・ヒイラギ・ヒカゲカズラ・松カサ・どんぐりの実などを自由に飾り付けて,それぞれ思い思いのリース作りを楽しんでいました。
薬草園散策では,薬草の名前や名前の由来・特徴などについて職員の説明を興味深く聞きながら質問したり,また,隣の人と話をしたりして秋のひと時の散策をゆっくり楽しんでいました。
飾り付けの材料を選んで・・ |
ひとつひとつ丁寧に飾り付けていきます。 |
完成です。 |
薬草園散策では興味深く聞いていました。 |
来る11月12日(土)に県民の森のイベントである「県民の森の花材を自由に活けて遊びましょう」を実施しますが,どんな花材を使うか皆さん方も非常に興味があると思います。
そこで,11月1日(火)にご指導いただく先生にご足労願って,2種類の花材を活けてもらいました。
作品は素朴さの中に上品さが漂う素晴らしいものとなっています。
まだ,まだ定員に余裕がありますので,イベントの申込みをお待ちしております。どうかよろしくお願いします。
10月22日(土)に、姶良市教育委員会と姶良退職校長会の主催で、姶良市内の小学生を対象にムーミン講座「山学校」が実施されました。小学生と父兄・指導者合わせて80名を超える参加者あり会場は、大賑わいでした。あいにくの雨模様で室内での講座となりましたが、紙飛行機やフリスビー作りに興じていました。
珍しい植物で、県の準危惧種となっているヤッコソウが、昨年より数は少ないですが、今年も県民の森の緑化センター(霧島市溝辺町丹生附)で見られます。形が、大名行列の「奴(やっこ)」に似ていることから命名されたと言われています。県民の森では、案内板を立てて標示しています。
10月16日(日)、曇天を吹き飛ばし、遠くは出水市、県外からは都城市やえびの市から県民の森に40数名の愛好者が集まりました。顔なじみのメンバーが多く和気あいあいで楽しんでいました。
県民の森に常設のコースがあることから、ターゲットバードゴルフ会員による年4回の大会のほか、県民の森杯が2回開催され、愛好者間で切磋琢磨されるためか、会員から今年の全国大会や九州大会での優勝者が続出しました。来年の全国大会は、鹿児島県で開催と聞いており、本コースを多くの方が利用されることを期待しています。
優勝者は、男子シニアの部が大山利和(出水)さん、男子一般の部が高橋信幸(姶良)さん、女子の部が松元芳子(鹿児島)さんでした。
ちなみに、ターゲットバードゴルフは、ゴルフをミニ化した競技で、ウェッジクラブ1本を使用し、バドミントンの羽を付けた合成樹脂製のボールを、傘を逆さにしたホールに入れて競うものです。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
10月8日(土)に、姶良市・霧島市の愛好家が集まり、鹿児島市の園芸家木下政一先生の指導により「観葉植物の手入れと飾り方」について学びました。園芸店で販売されているドラセナ、パキラ、アナナスなどの観葉植物について、置き場所や水やり等の管理の基本を教わるとともに、カポックを使って取り木や挿し木の方法も教わりました。参加者からは、「幸福の木(ドラセナ類)も同じような方法で増やせられるか」とか「雪害で弱ったトックリランや金の生る木の管理の仕方」についても質問が出ました。
座学の後は、それぞれナデシコ、キンギョソウ、パンジー、ベゴニアなどを使って寄せ植えの実習でした。みなさん上手に作っていました。
この時期非常に目立つ鮮赤色の果実をつけるゴンズイですが,どこでも見られるため名前はすぐに分かっても何故か認識が低いミツバウツギ科(奇数羽状複葉)の樹木です。
どうも牧野博士が役に立たない木だと図鑑に載せられたこともその理由の一つだと思われます。それに対して,和泉晃一氏が「草木名のはなし」のなかで「牛頭(ごず)の木 護摩(ごま)に焚(た)く木として恐れられたことに由来する」と反論されています。
ところが,琉球大学農学部学術報告の新里孝和氏(他1名)の論文の中でゴンズイの袋果が裂開してみせる果皮の鮮烈な赤や円い艶のある種子及び枝葉の匂いからもっと根源的な霊力を持つ民俗学的に大事な木であることから神ツ実(カムズミ)がなまったものではないかと言及されています。
ゴンズイの名の由来は数多くあり,なかなか胸に響くものはありませんが,少なくともゴンズイが非常に重要な植物であることを知っていただき,この機に 認知度が上がることを願っています。
まだ緑のイチョウの木の下で,悪臭が漂っています。
ギンナンの果実が今年はたくさん採れました。においがきつくて果肉をとるのは大変ですが,中の実はきれいな翡翠色で食べるとおいしいです。
県民の森で販売もしています。