11月12日(日)に,県民の森に生育している花木を使った「県民の森の花木を自由に活けて遊びましょう」を開催しました。講師に,華道専心池坊家元の原田先生をお迎えし,4名の方に参加いただきました。
花材には,ヤマボウシやニシキギ,ハクサンボク,ツルウメモドキ,ドウダンツツジなど秋を彩る植物を使い,花器に合わせて花材を選び思い思いに作品作りを楽しんでいました。先生の指導の下,紅葉したドウダンツツジや黄色の実を付けたツルウメモドキ等色彩豊かで素敵な作品ができあがりました。
また,生け花教室が終わった後は,今が旬の「シイタケ」がたまたま園内で発生していたことから,シイタケの採取(※格安ながら有料)も行い,皆さん袋一杯に詰め込んで持ち帰りました。
参加者からは,「最高の天気で,自然の中で思う存分満喫できた」などの感想が寄せられました。
思い思いに作品を作っていきます。 | |
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講師から指導を受けています。 | 皆さんの作品です。 |
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11月18日(土)に,霧島市溝辺町「県民の森」丹生附(ニッケ)地区において,平成29年度「九州森林の日」植樹祭を開催します。
スギ・ヒノキの針葉樹林内に,イロハモミジ等の四季色とりどりの広葉樹や,生育の早さから地球温暖化対策の一端を担う樹木として注目されつつある,「チャンチンモドキ」の植樹を行います。
また,植樹した苗木がシカ被害に遭わないようにするためのシカネット設置等の鳥獣害対策など,参加者による未来に向けた森林づくりを行います。
お昼からは,鷹匠(麒麟の会 潟山氏)による鷹狩訓練のデモンストレーションや,薬剤師による薬草園の散策,木工クラフト教室など,秋の深まる「県民の森」を一日満喫できる内容となっています。
なお,先着500名様には,「県民の森」よりハナズオウ,ロウバイ,トキワカンゾウ,レンギョウ,キミノバンジロウの苗木のプレゼントもあります。
ご家族,グループお誘いあわせのうえ,お越しください。
参加希望の方やお問い合せは,下記の県庁地球温暖化対策課まで。
県庁 環境林務部
地球温暖化対策課 森林吸収源対策係
電話:099-286-2546
fax :099-286-5539
メール:sinrinkyusyu@pref.kagoshima.lg.jp
10月31日(火)に,『「秋の「長尾山」登山を楽しみましょう』を開催し,9名の方に参加いただきました。当初29日に計画していましたが,台風22号の影響で31日に延期して実施しました。当日は,秋晴れの中,風もなく絶好の登山日和となりました。
午前10時半に南口登山口を出発し,長尾山展望台を通り本仏石までを往復する約3qのコースを,山頂での昼食を含め3時間半かけて午後2時には全員無事に踏破しました。
天気に恵まれたので,展望台や山頂からの眺望も素晴らしく,参加者の大半が長尾山登山は初めてということで,皆さん写真を撮りながら風景を楽しんでいました。
また,コースは初級者コースながらロープを伝って上り下りするところもあるなど意外と登り応えもあり息を切らしながらの方もいましたが最後は達成感で笑顔の表情でした。
道中では,認知症予防に効果があると注目されているきのこ「ヤマブシタケ」や,岩場にひっそり咲く「キッコウハグマ」等の植物が皆さんを和ませてくれました。
今回は,姶良市のコミュニティ放送局「あいらびゅーFM」のスタッフの方も参加され,山頂で電話による生中継が行われました。インタビューに応じた参加者は,「自然に囲まれとても素晴らしい体験ができた」,「空気も爽やかでとても気持ちがいい」,「ルートはハードな所もあるがまた登りたい」などの感想を述べていました。
季節により色んな表情を見せる「長尾山」に是非お出でください。
長尾山展望台を目指して | ロープを伝って登るところもあります |
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本仏石山頂からの眺めは最高 | ストックを使って軽快に登って行きます |
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FMインタビュー | 今回参加された皆さん |
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9月26日(火)に,「クリ拾いとクリ渋皮煮調理教室」を開催しました。このイベントは毎年大変人気があり,今年は84名の応募者の中から抽選で選ばれた20名の方にご参加いただきました。
クリ拾いでは,落ちているクリをトングや足で踏んだりして実を取り出すなど皆さん夢中になって楽しんでおられました。皆さん2s近くは収穫されたようです。
クリ拾いの後はクリ渋皮煮調理教室。渋皮煮は,鬼皮を剥き,2回茹で,最後に砂糖を入れて煮てでき上がりです。今回の参加者の大半が,渋皮煮は初めて体験するということで,講師の指導のもと,渋皮に傷がつかないよう鬼皮を剥くなど渋皮煮づくりに挑戦しました。香ばしいクリの香りがほんのり漂うと,皆さん「良い匂い!」と感激。でき上がった渋皮煮は皆さんで美味しくいただきました。
途中,姶良市のコミュニティ放送局「あいらびゅーFM」の突撃生中継もあり,マイクを向けられた参加者はちょっぴり恥ずかしげにインタビューに応じていました。
参加者からは,「念願のクリ拾いができて感激した。渋皮煮も作れて楽しい体験ができた」「渋皮煮調理教室は分かりやすくとても役に立った」などの感想が寄せられました。
秋の味覚の代表格・クリの収穫体験等を通じて季節の移ろいや森林の息吹を感じていただけたのではないでしょうか。
クリ拾い | |
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クリ渋皮煮調理教室 | |
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只今,煮込み中 | 持帰り用にアルミホイールで包装 |
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試食中 | FMのインタビュー |
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9月23日(土)〜24日(日)に,「夜の昆虫観察とクリ拾いファミリーキャンプ」を開催し,6家族20名の方にご参加いただきました。
23日夜は昆虫観察。白いカーテンにライトを灯し,昆虫を呼び寄せます。ちびっ子昆虫博士たちは,集まってきた昆虫の観察や,講師から昆虫の名前や特徴などについて教えてもらいました。この日集まった昆虫は,蛾のほかゲンゴロウやクワガタ,ミンミンゼミなどこの時期には珍しい昆虫も見られました。
また,この日は,県内で大発生している「カメムシ」も大量に集まり,興味深く捕まえる子供もいれば,カメムシの異臭や飛び交うムシから逃げ惑う子供もいました。
翌24日は園内のクリ園で秋の味覚・クリ拾い。クリを見つけると大人も子供も大喜び。落ちているクリをトングや足で踏んだりして実を取り出します。いがぐりを触った子供たちの「痛い!」との叫び声が,あちこちで聞こえました。皆さん2?近くは収穫されたようです。美味しいクリご飯を召し上がられたことでしょう。
参加者からは,「普段は見かけない虫もいて楽しかった。」「自然に触れる機会が少ない子供たちにとって貴重な体験になった。」などの感想が寄せられました。
収穫体験等を楽しみながら,秋を身近に感じていただけたのではないでしょうか。
ライトに集まってくる昆虫を観察 |
先生から虫の名前を教えてもらいました |
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クリ拾い | クリの実を取り出しています |
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9月1日に,「ミョウガ狩りと薬草園散策」を開催し14名の方に参加いただきました。
ヤブと格闘しながら腰をかがめての探索作業は辛そうでしたが,恥ずかしそうに顔を出している薄紅色の「ミョウガ」を発見すると皆さん大変喜んでいました。
ミョウガ狩りの後は,約1時間かけて薬草園散策です。珍しい植物の名前の由来や薬効などについて学びました。参加者からは,「薬草の話が聞けて嬉しかった。もっともっと聞きたかった。」などの感想が寄せられました。
ミョウガは,さわやかな風味とぴりっとくる辛みで,昔から,素麺や冷やっこの薬味として重宝されています。皆さんのレシピは如何だったでしょうか。
ミョウガ探索 | |
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薬草園散策 | |
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夏休み最後の日曜日,8月27日に,「野外調理で疑似キャンプ体験と割り箸飛行機づくり」を開催し,3家族9名の方に参加いただきました。
午前中は,キャンプ料理の定番「カレー」作り。まずは,お母さんの手助けももらいながら,慣れない手付きで,お米を研いだり,ジャガイモの皮を剥いたり,タマネギを切ったりして下ごしらえを行いました。次に,焚き物に火を付ける方法や飯ごうでのご飯の炊き方,カレー作りを体験しました。1時間かけてじっくり煮込んだ美味しいカレーができあがりました。
午後からは,「割り箸を使った飛行機」作り。作り方を見ながら,不明なところは職員に聞きながら作っていきました。でき上がった飛行機を中央広場のステージから遠くをめがけて飛ばして楽しんでいました。高く舞い上がる飛行機に思わず“赤トンボ”もびっくりしたのではないでしょうか。
参加者からは,「飯ごうでご飯を炊くのは初めてで,家ではできない経験ができて良かった。」などの感想が寄せられました。今回の体験を県民の森のキャンプ場で活かしていただきたいと思います。
飯ごうでご飯炊き | カレーの下ごしらえ |
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カレーづくり | お手製のカレーの味は格別! |
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作り方を見ながら飛行機づくり | |
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大空に舞い上がれ! | |
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8月4日(金)から5日(土)にかけて,「カブトムシ捕り・クラフト体験ファミリーキャンプ」を開催し,8家族34名の方に参加いただきました。
今回は台風5号の影響で開催が危ぶまれましたが,予定どおり開催できました。
1日目の4日は,夜7時過ぎから,キャンプ場近くのクムギ林で,カブトムシ捕りを行いました。皆さん,木をゆすったり,木の根っこを掘り返しながら探していました。捕れずにがっかりする子供さんもいましたが,中には,クワガタもゲットした好運な子供さんもいました。
2日目の5日は,鹿児島県グリーンマスターの上野義光先生を講師にお迎えし,緑化センターでクラフト体験を行いました。台紙に木の葉を貼り付けて,恐竜や魚のほかドクターヘリやお母さんの絵などを思い思いに描き,素敵な作品ができ上がりました。夏休みの宿題としてもOK!!大作が勢揃いです。参加された方からは,「作り方も丁寧に教えていただき,初めてでも楽しく参加することができた。」などの感想が寄せられました。
カブトムシはどこにいるかな〜?・・ |
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親と子供の共同作業です。木の葉を貼り付けて作品ができあがっていきます。 | |
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できあがった皆さんの作品です。 |
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7月30日(日)から31日(月)に「夜の昆虫観察と木工教室ファミリーキャンプ」を開催しました。
夜の昆虫観察では,大きい虫取り網片手に,トラップ用テントのライトに集まってきた昆虫を採集・観察したり,見分けが難しい昆虫は,講師に名前や特徴を教えてもらいながら過ごされました。
翌朝は,木工教室。夏休みの宿題用に,本立てや貯金箱を作っていました。ノコギリや金づちなど,使い慣れていない道具を汗だくになりながら上手に使って,素敵な作品ができ上がりました。今回は生憎キャンセルもあり,1家族のみの参加となりましたが,皆さん楽しんでおられました。また昆虫に会いに県民の森に来てもらえたらいいなと思います。
トラップに昆虫が集まるのを待ちます |
ライトに寄って来ました |
県民の森に棲んでいる昆虫は・・? |
本立ての側面に模様を入れて・・ |
金づちで組み立て中 |
素敵な作品ができました |
7月26日から27日にかけて、「カブトムシ捕り・竹のおもちゃ作り体験ファミリーキャンプ」を開催しました。遠くは神奈川県や福岡県から、11家族・38名の方に参加していただきました。
初日の午後は土砂降りになり、「カブトムシ捕り」の開催が危ぶまれましたが、夕方には雨も上がり、予定どおり開催できました。
カブトムシの活動タイムを狙って夜7時過ぎに、オートキャンプ場近くのクヌギ林へ移動して、親子でカブトムシ探しが始まりました。木をゆすったり、根元をライトで照らして、一所懸命探しましたが、雨上がりの影響等もあり、残念ながらクワガタが1匹見つかっただけでした。
なお、翌朝にリベンジした家族もおられ、カブトムシやクワガタをゲットできたとのことでした。
27日は「竹の水鉄砲作り」にチャレンジしました。子供たちは、お父さんやお母さんと一緒に、竹を切ったり、キリで穴を開けたりと悪戦苦闘しながらも、立派な水鉄砲が完成しました。早速、的をめがけて水鉄砲を放ち、皆さん歓声を上げ、大喜びでした。
参加された皆さんからは「普段できない体験をさせてもらい楽しかった」との声も聞かれ、子供たちだけでなく、お父さん・お母さんにとっても夏休みのよい思い出となったと思います。