12月17日(日),「親子ミニ門松作りと餅つき体験」を開催し,12家族47名の方に参加いただきました。
午前中は門松作りに挑戦です。土台には空き缶を利用します。のこぎりを使って竹を切り,この竹を缶の中にセットして土を入れ固定します。最後に熊笹やセンリョウ,ユズリハなどで飾り付けをして完成です。日頃使い慣れない道具に皆さん悪戦苦闘しながらも高さ約60pの立派な門松ができあがりました。
午後からは,参加者全員で昔ながらの臼ときねを使った餅つきを体験しました。周りからの「ヨイショ!ヨイショ!」の掛け声に子供たちも楽しそうに餅をつきました。ついた餅はみんなで丸めていきますが,中には,おにぎりみたいに丸める子供さんもいて笑いあふれる一時を過ごしました。
参加者からは,「丁寧に指導していただき楽しく門松づくりができました。」「滅多にできない貴重な体験で素敵な門松ができました。」などの感想が寄せられました。ちょっと早いですがお正月の準備ができました。
家族で協力して竹を切ります | 割竹とわら縄で飾りつけ |
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缶に土を入れて竹を固定 | センリョウ等を飾り付けて完成 |
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立派な門松のできあがり | 皆さんの作品 |
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子供たちが餅をつき・・ | 仕上げはお父さん・お母さん |
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ついた餅を丸めました | つきたてのお餅はおいしい〜(⌒∇⌒) |
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12月2日(土),「草木染めとモミジ狩りで秋を満喫!」を開催し,12名の方に参加いただきました。
草木染めでは,県民の森で採取したアカメガシワの葉,クチナシの実,サザンカの花びらを染料に使って,エコバックとランチョンマット作りを体験しました。まずは,この3つの植物を煮出すところから始めます。次に,輪ゴムを使って絞り作業を行い,染料と媒染液に交互に浸けて約50分かけて染め,乾かしてできあがりです。ちなみに,アカメガシワはグレー,クチナシは黄色,サザンカはピンクに染まります。
午後からは,三重の滝から事務所周辺にかけて今が見頃のモミジ狩りです。イチョウやドウダンツツジ等の落ち葉を踏みしめながら,鮮やかに紅葉した秋の県民の森で爽やかなひとときを過ごしました。
参加者からは,「初めての参加でしたが,とても親切丁寧に対応していただいた。」「説明も分かりやすく楽しみながら体験できた。」などの感想が寄せられました。自宅でも簡単に草木染めができるよう染料作りから学ぶことができたので皆さん大変喜んでおられました。
染料を作ります | 輪ゴムを使って絞り作業 |
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染料で染めます | 奇麗な模様に仕上がりました |
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陰干しで乾燥させます | 皆さんの素敵な作品 |
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モミジ狩り | |
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12月1日(金)に,「ツルウメモドキのリース作りと薬草園散策」を開催し,20名の方に参加いただきました。リース作りの講師に地元の婦人グループで活躍されている山下幸子さん,栗下光代さん,内田順子さんをお招きし,県民の森で採取した素材を使って2種類のリースを作りました。
1作品目は,ツルにヒノキやオウゴンクジャクヒバ,ニオイヒバを針金で巻き付け,ピラカンサ・マユミ・松カサなどで飾り付けるもので,かなり手の込んだ作品となり1時間半近くかかってできあがりました。
2作品目は,ツルにツルウメモドキを巻き付け,ヒイラギモクセイ・松カサなどで飾り付け,最後にリボンを付けて,ツルウメモドキの赤や黄色の実も映えて可愛いリースができあがりました。
薬草園散策では,薬草の名前の由来や特徴などについて職員の説明に興味深く耳を傾けながら,周囲の木々の紅葉にも目を馳せつつ散策しました。参加者からは,「初めての体験でしたが素敵なリースができました。クリスマスがとても楽しみです。」「作り方も丁寧に教えていただき,とても分かりやすかった。」などの感想が寄せられました。初めて作成された方もいらっしゃいましたが,皆さん自分だけのオリジナルリース作りを楽しんでいました。
素材を選んで作成スタート | 作成に夢中,できあがりが楽しみ |
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皆さんの素敵な作品 | |
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薬草園散策 | |
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12月2〜3日に“Play Forest 2017 in 鹿児島県県民の森”が開催されました。
これは、九州電力が「豊かな森を子どもたちの未来まで、ずっと残していくため、森を楽しみながら学ぶ」をテーマとして、九州各県で開催しているものです。
両日とも天候にも恵まれ、約700人の方が参加されました。
「マイ箸づくり」などの木工クラフトや木登り体験はじめ、様々なイベントが催されました。
また、ドローンによる空撮も行われ、皆さん空に向かって元気よく手を振っていました。
当管理事務所も3日(日)に“松ぼっくりでクリスマスツリーを作ろう!”と名打って出展しました。
10人ずつ3回実施する予定でしたが、10時半頃には予約で満杯になるほど好評で、是非参加したいとの要望が多く寄せられ、急遽4回目を追加することとなりました。
参加した子供たちは、目を輝かせながらツリー作りに挑み、個性あふれるオリジナルのクリスマスツリーができ上り、大変満足していました。
巣箱つくり | わくわく木登りツリーイング |
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マイ箸作り | 松ぼっくりでクリスマスツリーを作ろう! |
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真剣に・・慎重に作業中 | かわいいツリーができました〜(≧▽≦) |
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11月19日(日)に,「秋のきのこ観察会」を開催し,20名の方に参加いただきました。中には,当園のホームページを見て宮崎から参加された方もおられました。
南九州きのこ会の八木先生と畑先生を講師にお招きし,深まる秋を感じていただきながら,丹生附地区の散策路約1.5kmを歩いてきのこを採集しました。シメジの中でも1番美味しいと言われる「ハタケシメジ」や「カイガラタケ」・「ウチワタケ」など毒のあるきのこ等24種類のきのこを見つけることができました。また,「ヤマンバノカミノケ」(山姥の髪の毛)と呼ばれている変わった形のきのこも発見され,皆さん接写していました。
参加者は,日頃からきのこに関心をお持ちの方ばかりで,自ら,きのこ図鑑片手に採集したきのこの種類や名前を調べていました。また,相当なきのこマニアの小学生もおり,講師の話を熱心にメモを取っていました。
参加者からは,「今回のイベントで益々きのこが好きになった。きのこの知識も増えて嬉しい。次回も参加したい。」「名付けを丁寧にしてもらい勉強になった。とても興味深く楽しめた。」などの感想が寄せられました。
散策路を歩きながらキノコ探し | |
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キノコ発見 | ヤマンバノカミノケを発見 |
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採集したキノコの名付け | |
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11月12日(日)に,県民の森に生育している花木を使った「県民の森の花木を自由に活けて遊びましょう」を開催しました。講師に,華道専心池坊家元の原田先生をお迎えし,4名の方に参加いただきました。
花材には,ヤマボウシやニシキギ,ハクサンボク,ツルウメモドキ,ドウダンツツジなど秋を彩る植物を使い,花器に合わせて花材を選び思い思いに作品作りを楽しんでいました。先生の指導の下,紅葉したドウダンツツジや黄色の実を付けたツルウメモドキ等色彩豊かで素敵な作品ができあがりました。
また,生け花教室が終わった後は,今が旬の「シイタケ」がたまたま園内で発生していたことから,シイタケの採取(※格安ながら有料)も行い,皆さん袋一杯に詰め込んで持ち帰りました。
参加者からは,「最高の天気で,自然の中で思う存分満喫できた」などの感想が寄せられました。
思い思いに作品を作っていきます。 | |
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講師から指導を受けています。 | 皆さんの作品です。 |
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11月18日(土)に,霧島市溝辺町「県民の森」丹生附(ニッケ)地区において,平成29年度「九州森林の日」植樹祭を開催します。
スギ・ヒノキの針葉樹林内に,イロハモミジ等の四季色とりどりの広葉樹や,生育の早さから地球温暖化対策の一端を担う樹木として注目されつつある,「チャンチンモドキ」の植樹を行います。
また,植樹した苗木がシカ被害に遭わないようにするためのシカネット設置等の鳥獣害対策など,参加者による未来に向けた森林づくりを行います。
お昼からは,鷹匠(麒麟の会 潟山氏)による鷹狩訓練のデモンストレーションや,薬剤師による薬草園の散策,木工クラフト教室など,秋の深まる「県民の森」を一日満喫できる内容となっています。
なお,先着500名様には,「県民の森」よりハナズオウ,ロウバイ,トキワカンゾウ,レンギョウ,キミノバンジロウの苗木のプレゼントもあります。
ご家族,グループお誘いあわせのうえ,お越しください。
参加希望の方やお問い合せは,下記の県庁地球温暖化対策課まで。
県庁 環境林務部
地球温暖化対策課 森林吸収源対策係
電話:099-286-2546
fax :099-286-5539
メール:sinrinkyusyu@pref.kagoshima.lg.jp
10月31日(火)に,『「秋の「長尾山」登山を楽しみましょう』を開催し,9名の方に参加いただきました。当初29日に計画していましたが,台風22号の影響で31日に延期して実施しました。当日は,秋晴れの中,風もなく絶好の登山日和となりました。
午前10時半に南口登山口を出発し,長尾山展望台を通り本仏石までを往復する約3qのコースを,山頂での昼食を含め3時間半かけて午後2時には全員無事に踏破しました。
天気に恵まれたので,展望台や山頂からの眺望も素晴らしく,参加者の大半が長尾山登山は初めてということで,皆さん写真を撮りながら風景を楽しんでいました。
また,コースは初級者コースながらロープを伝って上り下りするところもあるなど意外と登り応えもあり息を切らしながらの方もいましたが最後は達成感で笑顔の表情でした。
道中では,認知症予防に効果があると注目されているきのこ「ヤマブシタケ」や,岩場にひっそり咲く「キッコウハグマ」等の植物が皆さんを和ませてくれました。
今回は,姶良市のコミュニティ放送局「あいらびゅーFM」のスタッフの方も参加され,山頂で電話による生中継が行われました。インタビューに応じた参加者は,「自然に囲まれとても素晴らしい体験ができた」,「空気も爽やかでとても気持ちがいい」,「ルートはハードな所もあるがまた登りたい」などの感想を述べていました。
季節により色んな表情を見せる「長尾山」に是非お出でください。
長尾山展望台を目指して | ロープを伝って登るところもあります |
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本仏石山頂からの眺めは最高 | ストックを使って軽快に登って行きます |
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FMインタビュー | 今回参加された皆さん |
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9月26日(火)に,「クリ拾いとクリ渋皮煮調理教室」を開催しました。このイベントは毎年大変人気があり,今年は84名の応募者の中から抽選で選ばれた20名の方にご参加いただきました。
クリ拾いでは,落ちているクリをトングや足で踏んだりして実を取り出すなど皆さん夢中になって楽しんでおられました。皆さん2s近くは収穫されたようです。
クリ拾いの後はクリ渋皮煮調理教室。渋皮煮は,鬼皮を剥き,2回茹で,最後に砂糖を入れて煮てでき上がりです。今回の参加者の大半が,渋皮煮は初めて体験するということで,講師の指導のもと,渋皮に傷がつかないよう鬼皮を剥くなど渋皮煮づくりに挑戦しました。香ばしいクリの香りがほんのり漂うと,皆さん「良い匂い!」と感激。でき上がった渋皮煮は皆さんで美味しくいただきました。
途中,姶良市のコミュニティ放送局「あいらびゅーFM」の突撃生中継もあり,マイクを向けられた参加者はちょっぴり恥ずかしげにインタビューに応じていました。
参加者からは,「念願のクリ拾いができて感激した。渋皮煮も作れて楽しい体験ができた」「渋皮煮調理教室は分かりやすくとても役に立った」などの感想が寄せられました。
秋の味覚の代表格・クリの収穫体験等を通じて季節の移ろいや森林の息吹を感じていただけたのではないでしょうか。
クリ拾い | |
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クリ渋皮煮調理教室 | |
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只今,煮込み中 | 持帰り用にアルミホイールで包装 |
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試食中 | FMのインタビュー |
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9月23日(土)〜24日(日)に,「夜の昆虫観察とクリ拾いファミリーキャンプ」を開催し,6家族20名の方にご参加いただきました。
23日夜は昆虫観察。白いカーテンにライトを灯し,昆虫を呼び寄せます。ちびっ子昆虫博士たちは,集まってきた昆虫の観察や,講師から昆虫の名前や特徴などについて教えてもらいました。この日集まった昆虫は,蛾のほかゲンゴロウやクワガタ,ミンミンゼミなどこの時期には珍しい昆虫も見られました。
また,この日は,県内で大発生している「カメムシ」も大量に集まり,興味深く捕まえる子供もいれば,カメムシの異臭や飛び交うムシから逃げ惑う子供もいました。
翌24日は園内のクリ園で秋の味覚・クリ拾い。クリを見つけると大人も子供も大喜び。落ちているクリをトングや足で踏んだりして実を取り出します。いがぐりを触った子供たちの「痛い!」との叫び声が,あちこちで聞こえました。皆さん2?近くは収穫されたようです。美味しいクリご飯を召し上がられたことでしょう。
参加者からは,「普段は見かけない虫もいて楽しかった。」「自然に触れる機会が少ない子供たちにとって貴重な体験になった。」などの感想が寄せられました。
収穫体験等を楽しみながら,秋を身近に感じていただけたのではないでしょうか。
ライトに集まってくる昆虫を観察 |
先生から虫の名前を教えてもらいました |
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クリ拾い | クリの実を取り出しています |
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