7月25日(水)から26日(木)にかけて,「カブトムシ捕り・竹のおもちゃ作り体験ファミリーキャンプ」を開催し,10家族32名の方に参加いただきました。初日は,カブトムシの活動時間帯を狙って,夜7時過ぎから近くのクヌギ林に移動し,カブトムシ探しを始めました。クヌギ林を懐中電灯で照らしながら,カブトムシの好物の樹液を探したり,木を揺すったりと,親も子供も真剣そのもの。数は多くなかったものの,カブトムシのオスやメス,クワガタも捕れ,皆さん大喜びでした。翌日は,「竹の水鉄砲作り」にチャレンジしました。子供たちは,お父さんやお母さんと一緒に,竹を切ったり,キリで穴を開けたりと悪戦苦闘しながらも,立派な水鉄砲が完成し,さっそく,的をめがけて水鉄砲を放ち,歓声を上げていました。子供たちだけでなく,お父さんお母さんにとっても夏休みのよい思い出になったようです。
クヌギ林でカブト虫探し | 何匹とれたかなぁ? |
水鉄砲作りに挑戦! | うまく飛ばせるかなぁ! |
夏休み初日の7月21日(土),「親子で植物採集・標本作成」を開催しました。
夏休みの自由研究のお手伝いとして,毎年企画している恒例のイベントですが,今年も早々に募集定員いっぱいの申込みがあり,10家族33人の方に参加いただきました。
参加者の皆さんは,園内で思い思いに植物を採集し,午後からは名付けと標本作りを行いました。名前の分からない植物は,講師の大工園 認先生(鹿児島情報高校教諭)に教えていただきながら,また,子ども達自身も熱心に質問したりするなど自由研究の格好の機会になったようです。
採集の前に指導していただきました。 | |
園内で植物採集 | |
名付けをして,新聞紙に挟んで持って帰り,自宅で標本にします。 | |
6月3日(日),「親子で梅ちぎりとパカポコ竹馬作り体験」を開催し,9家族33人の方に参加いただきました。
園内のたわわに実った梅の木を前に,子どもでは手の届かない高さにある実をもぎ取るのに,お父さんが肩車をして手助けするなど,日常ではなかなかできない梅の実の収穫を親子で体験されました。
職員が準備した梅のレシピを参考にそれぞれのご家庭で,さて,どんな梅の加工品が出来上がるか,今からとても楽しみです。
また,パカポコ竹馬作りでは,子どもの身長や足の大きさに合わせ,どれ位の大きさの竹を使うか,ひもの長さはどれ位がよいか,親子で話し合いながら皆さん心地よい汗を流しつつ,竹馬作りを楽しんでいました。
たわわに実った梅の収穫を楽しんでいます。 | |
お父さんに肩車してもらいました。 | 今度は竹馬作りに挑戦 |
難しいところはお父さんに交代 | 昔懐かしパカポコ竹馬が完成 |
5月26日(土)から27日(日)にかけて,「ホタル観賞・カブトムシ飼育とマスコット作りファミリーキャンプ」を開催し,4家族16人の方に参加いただきました。
初日の26日は,県民の森オートキャンプ場(霧島市溝辺)近くで,ゲンジボタルを観賞いただき,その後,それぞれキャンプを楽しまれました。前日から降り続いた雨の影響か,気温が低く月明かりがあったこともあり,ホタルの乱舞とはいかないまでも,幻想的に飛び交う様子を観賞でき,皆さん感動しておられました。
また,翌27日(日)は,カブトムシ飼育とマスコット作りを家族で体験していただき,参加した子ども達からは,「カブトムシを幼虫から育て,成虫にするのが楽しみ」といった声や,「松ぼっくりを使ったマスコット作りが難しかったけど,すごく楽しかった」といった声が寄せられ,皆さん充実した楽しい休日を家族で過ごされました。
ペットボトルの中に腐葉土を入れてカブトムシの幼虫を育てます。 | |
松ぼっくりでマスコット作り | |
5月20日(日),龍桜高校(姶良市加治木町)の原田美保先生を講師にお迎えし,「野の花を使った生け花教室」を開催しました。
採集した「ヤマボウシ」や「アジサイ」,「ハナウド」などを使い,それぞれの参加者ごとに個性あふれるすてきな生け花作品ができあがりました。
講師の先生からは,参加者お一人お一人に熱心な指導をいただき,また,参加者同士でお互いの作品鑑賞も楽しんでいました。
お天気にも恵まれ,新緑の中での生け花教室で,楽しく過ごせた一日でした。
採集した花を講師の指導のもと,竹の花器にそれぞれ生けました。 | |
個性あふれるすばらしい作品になりました。 | |
平成30年度,第2回目の「みどりの教室」を5月12日(土)に開催しました。座学で剪定の基本と剪定に必要な道具の取扱い方を学び,実技では緑化センター周辺の日本庭園等の庭木の剪定を行い,使用した道具の手入れの方法や研ぎ方を学びました。
4月29日(日)、県民の森において鹿児島県等が主催する「2018 みどりの感謝祭」が開催されました。快晴のもと、約2,000人の方にご来園いただきました。
式典のあと、クラフト体験やヨガ教室などが各ブースで催されました。
また、長尾山登山や森林散策もあり、心地よい汗を流した方もおられました。県民の森等から提供された苗木プレゼントもあり、皆さん喜んでお持ち帰りになりました。
当園では、まつぼっくりで花炭を作る体験会を実施し、子どもさんから年配の方までご参加いただきました。(詳細はフェイスブックをご覧ください)
また、中央広場のブースでは、乾燥しいたけ、百草茶や様々な苗木を販売し、沢山の方にご購入いただきました。
ゴールデンウィークの後半には、新緑真っ只中の大自然を満喫しに、県民の森へ是非ご来園ください。
式典 | |
森の運動会(森リンピック)間伐材のつみき競争 | 花炭体験 |
県民の森販売ブース | |
森からの贈り物(花苗プレゼント) | |
今年度1回目の「みどりの教室」は、「家庭果樹の実をならせるための整枝・剪定」をテーマに開催しました。
温州みかんや柿など11種類の果樹についての説明があり、参加者は、メモを取りながら熱心に聞いていました。
質問も多く寄せられ実技の時間に食い込んでしまうほどでした。
実技は、あいにくの雨で中止となり、サワーポメロの剪定方法の説明だけになりました。
4月8日(日)に、「春の山菜摘み・若葉観賞ウォーク」を開催しました。前日の肌寒い天候から一転、当日は快晴に恵まれ、37人の方々が参加されました。
午前中は、ワラビやクレソン、ゼンマイなど山菜摘みを思い思いに楽しんでいただき、午後からは、新緑に包まれた園内の森林や渓流地など豊かな自然の中で、心地よい汗を流しながらのウォーキングで、楽しいひとときを過ごされました。参加者からは、「この季節にしか見られない新緑や花々がとてもきれい。職員の解説で、季節ごとの楽しみ方も分かったので、また来てみたい。」との声も聞かれました。
県民の森主催イベントの第一弾となる「親子たけのこ掘り体験」を4月7日(土)に開催しました。連日、初夏を思わせる陽気が続いていましたが、当日は、あいにくの肌寒い天候の中、13家族48人の方が参加されました。暖かい日が続いていたこともあり、今年は、たけのこの多くが頭を出し、見つけやすい状況でしたが、一本のたけのこに真剣に向き合い、どのように掘り取るか、家族同士で話し合う様子は、微笑ましい風景でした。皆さん、森からの春の贈り物を手にして、満面の笑みを浮かべておられました。