令和2年度第4回みどりの教室(庭木剪定の基本と冬期剪定の実技)を、12月5日(土)に県民の森緑化センターで開催しました。座学で剪定の基本(選定に必要な道具の取扱い方を含む)を学び、実技では講師の先生から切り方のコツを教えてもらい、受講生が基本的な剪定をやってみて、その後、緑化センター周辺の日本庭園等において樹種ごとの剪定方法を教わり,低木から中高木に至るまでの剪定を実施しました。ほとんどの方がこの研修が初めてということで積極的に剪定に取組んでいました。剪定の終了後は使用した道具の手入れの方法や研ぎ方を学び、剪定した山積みの枝葉の前で写真撮影をし、最後の質問を受けました。中には自分の庭木の被害の状況写真を見せて改善方法等を聞いておられ、みなさんに満足いくまで質問して頂き充実した教室であったと思います。来年度もみどりの教室(庭木の手入れ方法)を年2回開催する計画ですので、多数の参加をお願いします。
基本の剪定方法を学びました | |
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先生のお手本から | |
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実際に剪定しました | |
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道具のお手入れ方法を学びました | お疲れ様でした |
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12月6日(日)、「親子でクリスマスツリー・たこ作り体験とたこ揚げ大会」を開催し、8家族33人が参加されました。
クリスマスツリー作りは、台座を付けた大きな松ぼっくりに、色とりどりのビーズやスパンコール、雪に見立てた綿などを飾り付けて、オリジナルな可愛いクリスマスツリーが出来上がりました。
その後は、たこ作りです。レジ袋をカットしその上に竹ひごをテープで固定し骨格を作り、足や凧糸を付けて完成です。出来上がったたこを持ち早速、中央広場でたこ揚げを親子で楽しみました。
ツリー作りに一生懸命です! | 出来上がった、ツリーにいい笑顔、可愛い |
手作りタコの出来上がり‼ | 広場を駆け回って楽しそう |
10月4日(日)に薬草の集いオータムが開催され、約40名の方が参加されました。今回は、コロナ対策での開催となり参加者も例年より少なく、薬草園の散策のみとなりましたが、一般参加者向けのコースのほかに薬剤師向けのコースも設定され、かなり専門的な説明を受けられる散策となりました。健康、薬草に対する興味と理解を深めて頂いたのはもちろんですが、薬草の奥深さを知ることもできたのではないでしょうか。
講師のお話を熱心に聞きながら散策を楽しんでいました。 | |
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10月17日(土)に「草木で染めるオリジナルエコバッグ作りに挑戦」を開催し、12人の方に参加いただきました。
園内で事前に採取したアカメガシワやビワの葉、クチナシの実を染料にして、まずは染色後の柄を想像しながら、エコバッグを輪ゴムなどで縛り、その後、それぞれの植物から煮出した染液と媒染液に交互に浸す染色作業を楽しみました。
最後に、輪ゴムなどをほどき水で洗うと、絞り柄が鮮やかな草木染めエコバッグの完成です。3種類の染液のうち、どれを使うかは参加者の好みで選んでいただきましたが、同じ染液を使ったものでも微妙に異なる色合いや、いろいろな模様に染まったオリジナルな草木染作品の出来栄えに、皆さん感激していました。
ちなみに、アカメガシワは渋いグレーに、ビワはオレンジに、クチナシはイエローに染まります。
草木染めに子供たちも参加です❕ | どんな、絞り柄が出来るか楽しみ・・ |
だんだん、布に色が染まっていきます。 | それぞれの作品に大満足 |
9月19日(土)に、「クリ拾いとクリ渋皮煮調理教室」を開催しました。
今年は定員の3倍を超える方々から申込みがあり抽選の結果、めでたく当選された17人の方が参加されました。
午前中は、園内のクリ園でイガグリやイガからはじけ落ちたクリを探しながらクリ拾いを楽しみ、その後は、渋皮煮づくりを行いました。
講師の光みどり先生から「食感がよくなるよう渋皮の表面をきれいに洗うことが美味しくつくるコツ」との説明を聞きながら、鬼皮を丁寧に剥く作業からはじめ、重曹を加えアクを取りきれいに洗い,砂糖を加え煮立てていくと、甘い香りを漂わせた艶々とした茶褐色の渋皮煮が完成しました。
参加者の皆さんは、クリの収穫や調理体験を通じ、季節の移ろいを森の中で感じとった一日になったのではないでしょうか。
クリ園で落ちているクリを探してながら | クリの鬼皮の剥き方を習っています。 |
きれいに渋皮を取っていきます。大事です! | 出来上がった,クリをアルミホイルに包んで |
9月12日(土)から13日(日)にかけて、「星空観察とクリ拾いファミリーキャンプ」を開催し、9家族33人の方に参加いただきました。
初日の夜は、姶良市立の天文施設である「スターランドAIRA」において、秋の夜空に輝く星々を大型望遠鏡により観察いただく予定でしたが、残念ながら雲が多く望遠鏡での観察はできませんでしたが、同館の上田館長さんのご指導により、鹿児島で見られる星座早見盤などの工作や、プラネタリウムの鑑賞を楽しんでいただきました。
翌日は、園内でクリ拾いを体験していただきました。地面に落ちているイガグリを見つけると、トングを使ったリ、足でイガを開きながらクリの実を次々に収穫しました。
皆さん、今回のイベントを通じ、秋の訪れを身近に感じたのではないでしょうか。
星座早見盤の工作に夢中になって!! |
プラネタリウムの鑑賞を楽しんでます。 |
落ちてるクリを探しながら・・ | イガの中からクリが出せるかな? |
令和2年8月2日(日)に薬草の集いサマーが開催され、約100名の方が参加されました。参加者は3種類のメニュー(植物採集(採集、標本作り、名付け会まで)、草木染め(藍の生葉染め含む)、薬草園内案内)から興味のあるものを選び、熱心に体験していました。薬草園案内については、コロナ対策の中での開催で室内研修ができないため、東屋で資料の説明をしたりと工夫されていました。これらを通じて、自然と人間のかかわりを感じて頂けたのではないでしょうか。最後にプレゼントされた薬草の苗も大事に育ててほしいと思います。
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8月23日(日)から24日(月)にかけて、「もりだくさん体験キャンプ」を開催し、3家族13人の方に参加いただきました。
初日は夕方から、竹筒を使った飯ごう炊飯を楽しんでいただきました。ノコギリやノミなど日頃使い慣れない道具の扱いや薪の火加減の調整に苦労しながらも、飯ごうになる竹筒を作り上げ、無事に竹の匂いも香ばしいご飯が炊きあがりました。
夕食後は、オートキャンプ場の満天の星空のもと、スターランドAIRAの上田館長さんの解説を聞きながら、望遠鏡越しに木星の縞模様や土星の美しい環などが観察でき、天の川を挟んだ織姫星と彦星の物語など夏の夜空に輝く星々に魅了された様子でした。
翌日は、藍の生葉を収穫した後、絹布の藍染めに挑戦し、それぞれに異なる色合いや柄模様からなる素敵な藍染め作品が完成しました。
皆さん、キャンプを通じた「もりだくさんの体験」で、夏休みのよい思い出になったようです。
竹筒の作り方から・・ | いい火かげんですね〜 |
大型望遠鏡で星を観察、すごい! | 藍染めの良い作品が出来ました。ヤッター |
8月16日(日)「森の散策とヨガで森林浴を楽しみましょう」を開催し、10人の方に参加いただきました。
抜けるような青空のもと、ヨガインストラクターの森山リミ先生に準備運動としてのヨガの指導いただいた後、森の散策に出発しました。
散策の途中では、約50種類の樹木の名前やその由来などの解説を聞きながら、気に入ったところでは、葉を手に取ったり、花をスマホに収めたりしながら、約3km・高低差160mの道のりを楽しんでいました。
真夏の日差しに少々バテ気味でゴールされましたが、最後に森山先生から木陰でのクールダウンのヨガ指導を受けるにしたがって、次第に呼吸も整い、ゆっくりとした動きの中で、自然の英気を体中に取り入れリフレッシュされた様子でした。
「森のヨガ」で皆さん笑顔になり喜んでいただけたようです。
準備運動としてのヨガ | 樹木名とその由来の解説 |
三重の滝を吊り橋から眺望 | クールダウンのヨガ |
8月5日(水)から6日(木)にかけて、「カブトムシ捕り・竹のおもちゃ作りと清流での水遊びファミリーキャンプ」を開催し、10家族37人の方に参加いただきました。
初日は、辺りが暗くなる頃からクヌギ林に移動し、カブトムシを探し始めました。
今年は雨が降り続き梅雨明けが遅くなった影響か、なかなかカブトムシが見つかりませんでしたが、中にはカブトムシだけでなく、クワガタも捕れた家族があり大喜びでした。
翌日は、竹の水鉄砲作りで、ノコギリで竹を切ったりキリで穴を開けたりと、日頃使い慣れない道具に苦労しながらも、手作りの水鉄砲が完成しました。早速、親子で的をめがけて水鉄砲を放ったり、川の中で水鉄砲の水をかけ合うなど、夏休みのよい思い出になったようです。
あの上にカブトがいるよ! | ノコギリの使い方がさまになってるね〜 |
水てっぽうで的をめがけて | 水しぶきをあげて楽しそうだね |